こんにちは、トミートグチ(@TomyToguchi)です。
万年筆について第3弾となります。
今回紹介するのが、この前紹介した#3776センチュリーシリーズの物で、「忍野」という物です。
4本あるうちの、1番高い万年筆になります。
では、どういう万年筆なのか紹介したいと思います。
第1弾と第2弾をまだ見てないという方はこちらからご覧ください。
目次
見た目は透明でとても美しい
忍野の由来は、公式ページからの引用ですが、
富士山の伏流水を水源とし、美しい湧水で有名な「忍野八海」になぞらえ命名。
とのことです。
水のような透明度を追究とのことですが、まさにその通りだなと思います。
ペン先は銀色に見えますが、14金です。
どうやらロジウム加工されているようです。
キャップの先端には富士山の形を模しているようですが、反射して見えないですね・・・w
左からペン本体、キャップ、ペン胴体、そしてコンバーターです。
すべて、銀か透明で統一しており、とても透き通っていてキレイです。
内部が透けて見えるので、インクも透けて見える
分解していたパーツを戻しました。
そして、インク瓶にコンバーターを取り付けたペン先を入れます。
インクの補充の仕方は、他の万年筆と同じです。
こんな感じに吸い上げたらOKですね。
インク瓶から取り出し、ティッシュなどでペン先を押し当てるようにして、付着したインクを取り除きます。
このとき、擦ったりは絶対にしないでください。
微量なゴミがペン先の心臓部分に入ったり、隙間に入ったりするとインクの出が悪くなります。
インクを取り除いたら完了です。
忍野の胴体は、このように透き通っているため、インクが丸見えです。
わたしはこの万年筆を買ったとき、黒にしようと思っていたのですが、あまりにも透き通っていたため、黒よりブルーが良くないか?と思い、ブルーにしました。
以前は#3776センチュリーシャルトルブルーが、ブルーのインクを使っていたのですが、こちらに黒のインクを使い始めました。
書き心地はとても柔らかくサラサラと書ける
写真上がシャルトルブルーで、下が忍野です。
文字の方はブルーが忍野なので、逆ですね。
お気づきのとおり、忍野は太字です。
万年筆の太さを表す表記だと、B(ブロード)になります。
使用用途は、殴り書き用です。
B(ブロード)は、柔らかめのペン先しかなく、使い勝手は他の2つと違って柔らかいです。
#3776センチュリーシャルトルブルーはEF(エキストラファイン)で、極細字です。
キャップレスデシモはF(ファイン)で、細字です。
この2つのペン先は硬めのペンです。
なので、持ち方がこの2つと違う点は気をつけないといけない点ですね。
万年筆の持ち方についてはこちらの記事に詳しく書きました。
興味のある方はご覧ください。
おわりに
この3本で、わたしの主力万年筆の紹介は終わりです。
一応赤ペン用として、kakuno(カクノ)の万年筆を使っています。
こちらも後ほど紹介記事書きますので、楽しみにしててくださいね。
わたしは使用用途によって、太さを変えて3本とも使っていますが、中には1本のみという方もいます。
その場合にオススメなのは、F(ファイン)細字かM(ミディアム)中字です。
好みが分かれるので、試し書きができるのであればやったほうがいいです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。