こんにちは、トミートグチ(@TomyToguchi)です。
万年筆を使い始めて、2018年8月でちょうど1年になりましたが、とても使いやすくて気に入っています。
その中で長く使っているのが、プラチナの万年筆 #3776センチュリーです。
本体の色はシャルトルブルーで、とても鮮やかな深いブルーで美しいです。
今回は、この万年筆の紹介をしたいと思います。
目次
シャルトルブルーとは? #3776とはなに?
シャルトルブルーってなんかカッコいい名前ですよね。
でもパッと名前を聞いたとき、さっぱりわからないと思います。
由来は、フランスにあるシャルトル大聖堂という大聖堂の、ステンドグラスがとても鮮やかなブルーで、「シャルトルブルー」という名前はここから来ています。
また、#3776という名前ですが、これは富士山の標高を指しているそうです。
ちょっと見えづらいですが、ペン先に富士山の刻印と#3776が刻まれています。
わたしの本名に、「富」の字が入っているので、それで富士山が好きという単純な理由だったりします。
その富士山が関係するモノが入っていると、そりゃ惹かれますねw
なぜ、このご時世に万年筆を持っているの?
最初は、万年筆はどんな書き味がするのか、すごく気になったからですね。
ジェットストリームのボールペンを使い始めてから、わたしは文房具というものに興味を持ち始めました。
文房具に万年筆というのがあることを知ったわたしは、インターネットで調べたのですが、高いというイメージで手が出せずにいました。
買う前に、文房具屋で試し書きをしてみようと思い、専門店に足を運び衝撃を受けました。
さらさらとストレスなく書けるのです。
1万円以下と予算を決めていたので、楽天市場で見つけたこの#3776センチュリーは、1万円以下でびっくりしました。
それを知ったのが2017年のことでした。
同年8月に購入し、この1年で万年筆が4本になっていますw
なぜ極細を使っているの?あまり使い所ないんじゃない?
たしかに、使い所は少ない気がします。
宅配便の伝票は、カーボンシートを使っているので筆圧を必要とする筆記用具が必要です。
4本の万年筆の使い分けは、
- プラチナ万年筆 #3776センチュリー(極細) → 日記用 (購入月:2017年8月)
- パイロット万年筆 キャップレス デシモ(細) → 立ち聞きメモ用 (購入月:2017年10月)
- パイロット万年筆 カクノ(細) → 赤ペン (購入月:2018年1月)
- プラチナ万年筆 #3776センチュリー忍野(太字) → 電話メモ用 (購入月:2018年7月)
とこんな感じです。
数字の順番に購入しています。
#3776センチュリーシャルトルブルーは、日記執筆用として購入したので、小さいサイズのほぼ日手帳に極細がぴったりです。
そしてぶっちゃけると、立ち聞きはあまりないので、デシモの活躍は電話番の時が多いかもしれませんw
コンバーターを使ってインクを補充
ざっくりと、万年筆のインクの補充の仕方を説明します。
万年筆を使ったことのない人は、見たことないと思いますので写真付きです。
まずは、万年筆がどんな構造になっているのかカンタンに説明しますね。
左から順に、コンバーター、万年筆胴体、万年筆ペン本体、キャップです。
これを組み立てると、
このようになります。
キャップが胴体にくっついていますが、外しても書くことできますよ。
胴体にくっつける理由は、胴体が長くなるのでペンが安定するからです。
さて、ここからインクの補充です。
まず、インクビンのフタをしっかり締め、一旦逆さにしてから元に戻します。
胴体とキャップは外しておき、ペン本体にコンバーターがくっついた状態で、インクビンにペン先から突っ込みます。
このとき、コンバーターのネジを回しておいて、ペン本体にコンバーターの部品を近づけましょう。
黒いネジがコンバーターいっぱいに埋まり、ネジが動かなくなったらOKです。
傾きはこんな感じに、インクビンに向かって垂直になればいいです。
次にネジをゆっくり回して、インクを吸入します。
早く回したらあまりインクを吸入しないので、ゆっくりがいいですね。
黒なので見えづらいですが、このようにコンバーターがインクでいっぱいになったらOKです。
いっぱいじゃなくてもインクが入れば万年筆は使えるので、いっぱいにしないといけないというわけではないです。
いらない布、またはティッシュなどで、ペン本体についたインクを拭き取ります。
このとき、ゴシゴシ擦るのではなく、軽く当てるだけでいいです。
ゴシゴシすると、ペン先にゴミが入ってしまい、インクが出づらくなる原因になります。
あとは、万年筆胴体とキャップを取り付けて完了です。
インクが出るようになるまで時間がかかりますが、書けるようになるとこのようにキレイなインクが出ます。
わたしの時は汚いですけどねw
おわりに
ジェットストリームのボールペンを使ってはいますが、ボールペンの苦手意識はまだ残っています。
万年筆はわたしにとって、第二の救世主です。
第一はジェットストリームですけどねw
ボールペンで書く字が汚くて好きではないなら、万年筆を使ってみてはどうでしょうか。
#3776センチュリーは、安価で手に入りやすい部類の万年筆なのでオススメです。